足駄を履いて首っ丈
足駄とは、雨の日などに履く高い歯の下駄のこと。また、首っ丈は足元から首までの高さのことで「首丈」が転じた語。「足駄を履いて首っ丈」とは、せっかく足駄を履いて背が高くなったのに、ずぶずぶと首までどっぷり浸かるほど相手に惚れて夢中になるということを意味するようになりました。
「首っ丈」の強調形として使われます。
このコーナーでは着物にまつわる雑学をご紹介していきます。着物から生まれたことわざや習慣は身のまわりにたくさん。その意味を知り、ルーツをたどることで、着物がより身近な存在になるのでは?