下駄を履くまで
すべてが終わって帰るために下駄を履くまで結果は分からないということが略されて、「勝負は下駄を履くまで分からない」など、最後の最後まで、物事が終わるまでという意味で使います。ちなみに、「下駄を履かせる」というのは、下駄を履くと背が高くなることから、下から押し上げるイメージで、価格を高く偽ったり、試験などの点数を水増しして実際よりも多く見せることをいいます。
このコーナーでは着物にまつわる雑学をご紹介していきます。着物から生まれたことわざや習慣は身のまわりにたくさん。その意味を知り、ルーツをたどることで、着物がより身近な存在になるのでは?