振袖が決まったら、今度はヘアスタイルや髪飾りにもこだわって!
バランスを大切にして、とびきりオシャレにキメましょう。
しっとり大和撫子系からモダンな小悪魔系まで、あなたに似合うヘアスタイルがきっと見つかるはず。美容師さんとの打ち合わせも入念にして、最高に輝く一日に!
品性品格を大切に、振袖の美しさとバランスのとれた清潔感あるヘア&メイクを。
京都生まれ。大阪高津理容美容専門学校卒業後、美容師免許を取得。1987年よりヘアメイク・着付師&スタイリストとして活躍。主にテレビコマーシャル、スチール、雑誌、ドラマなどの撮影の仕事に携わる。藤原紀香の挙式で十二単の総合プロデュースも担当。2001年、(株)fai(フェイ)設立。2006年、美空間Roji(ロジ)開店。2006年にエッセイ「そうだ!元気をもらいに、山の阿闍梨様に会いに行こう。」をPHP研究所より出版。
「美空間Roji」ホームページ http://www.kyoto-roji.com/
お化粧直しの時に、おすすめするお気に入りはイプサのスキンビューティプレスパウダー。
刷毛でサッとかけるだけで、肌の輝きを取り戻すスグレモノです。
ふわふわとした動きのあるカールヘアが流行している中で、あえて「面」を生かしたスタイルを作り上げることで、新鮮さを追求してみました。
古典を取り入れることで清楚なイメージに仕上がっています。
前髪を下ろしつつ、ねじり上げることで可愛らしさをアップしました。
左サイドは、べっ甲のかんざしで上品に。右サイドは、花のかんざしをつけて愛らしく。
後ろは、絞りの赤の鹿の子をねじって付け、前のくしとお揃いの、椿柄の玉かんざしを飾って上品な可愛らしさに。
今回は古典柄のきものに、あえてショートボブのウィッグを使ってみました。
赤いロングの毛で作ったリボンに合わせ、付けまつ毛に赤い羽根を飾って個性を主張。
口紅の色を抑えることで品のよいメイクにしています。
赤いロングの毛で作ったリボンで、ボリュームを加えることにより、豪華な振袖とのバランスをとったスタイルです。
可愛いかんざしをさり気なく飾り、コテコテしないスッキリとした印象に仕上げました。
後ろは衿足を首に沿わせることで表情をだしています。
帯締めの飾り結びやパールビーズ付きの重ね衿、刺繍入りの帯揚げなど。
着付けの華やかさを生かすために、髪はあえてシンプルなお嬢さまのイメージで。
全体のバランスを考えて上品に仕上げています。
重ね衿が華やかで装飾的なので髪飾りは上品に。地味になりすぎないようメイクはアイラインをはっきり描きました。
サイドは髪の流れをだすことで表情をつくり、シンプルでありながらも印象的に。
バックスタイルもサイドからの髪の流れで、表情豊かに。